2026年3月24日吹田市保健センターで歯科健診フォローを担当してきました。前回の1歳半児、2歳半児、3歳児歯科健診で経過を診た方が良いと判断された乳幼児達の再健診です。私は約30名ほど担当しましたが虫歯もなく皆さん仕上げ磨きもしっかりされていてとても良いと思いました。そのほとんどがカリオスタット値が少し高いというものでしたが、今回は特に保護者様からの質問はありませんでしたが、私個人の感想として「①原因と考えられる事」「②どうしたら低くなるのか」「③過去のデーター」など保健センターでプリントを渡せたら保護者様も安心できるのに・・・とか思いました。おそらくたくさんの歯科医師が一生懸命いろいろな事を説明していると思いますが、一貫性も必要かと思います。
綿棒で採取した歯垢(プラーク)を培養して虫歯になりやすいかを色見本と合わせて判定します。歯垢の中の虫歯菌が酸を作る強さをみます。「心配なし」「やや危険」「危険」「非常に危険」などに分類されます。虫歯になるリスクの1つの指標にはなりますが、悪い判定がでてもあまり気にしなくてもいいです。毎晩の仕上げ磨きを行っていれば虫歯のリスクはかなり軽減します。おやつの種類も重要です。
以前当院で「危険」「非常に危険」の判定をした約30人ほどの児童に100%キシリトールガムを1か月使用してもらい再検査しとところかなりの確率で「心配なし」の結果となりました。フッ素は歯の質を硬くします。キシリトールは口の中の環境を虫歯になりにくい環境にしていきます。
以前のお話です(私個人の考え)

以前のフォロー健診で
何人かの保護者の方に
「なぜ?カリオスタット値が高いのですか?」
「たくさん磨いているし」
「虫歯もないのに・・・」
「知り合いの子は磨いてなくても正常・・」
カリオスタット(=う蝕活動性試験)は
虫歯リスク判定に用いられるは知っていますが
「なぜ?」の質問に
その場で答えられなかったので
家に帰って調べてみました。
まとめると・・・たぶん
①3歳までに
砂糖のお菓子を食べて(ジュースも)
(だらだら、頻繁はダメ)
すぐに磨かず
お口の中の環境がそういう環境になった。
3歳すぎると虫歯菌以外の細菌叢ができ
そういう環境になりにくいらしい。
②家庭内やその他で
何らかの経路で虫歯菌が感染した。
3歳までが勝負らしい!
【なってしまったら、どうしたらいい?】
・一度定着した虫歯菌の除菌は難しいらしい
・歯磨きだけでは難しいらしい(でも必要)
・砂糖制限で虫歯菌が住みにくい環境が大切
・虫歯があれば治療する
・キシリトールも有効
お菓子やジュースは本当に怖いです(大人も)
とにかく、すぐに磨く習慣をつけましょう。
【私の思う結論】
私もお菓子もアイスよく食べますが
自分で自分の歯を治せないので
怖いので食べたらすぐ磨きます
なので30年以上1日8回以上は磨いてます
2026年60歳になりましたが
35年間虫歯はなく歯周病もないです。
カリオスタットは虫歯の話ですが
大人になれば圧倒的に
虫歯菌とは違う歯周病菌で
歯周病になり、歯がグラグラになり
歯がなくなります。
カリオスタットが正常値で
虫歯菌がないと安心して
1日1~2回しか磨かない習慣の人は
歯周病菌は、また別の話なので
将来苦労しないようにして下さい。
カリオスタットが高くても
食べたら磨く習慣さえ確立されれば
虫歯や歯周病のリスクが低くなります。
結果的に健康な歯が維持できます。
【追加1】
兄や姉がおやつ食べてると
3歳以下の弟や妹も
ついつい食べてしまいますね
おやつは食事の直後にして
食べたらまとめて歯を磨きましょう。
【追加2】
親が歯医者の私も
25歳までは適当に歯を磨いていたので
小学生の時に奥歯に7本虫歯になり
歯を削ってもらい
金属のインレーで修復してます。
でも58歳の現在、28本調子いいです。
自分で自分を守る
「食べたら磨く習慣」
大切と思います
